このドラマ「明成皇后」は、日本でも2008年の1月26日から放映開始され、現在95.96話が放映されています。全部で124話という長編ですから、一年以上かかりますね。
◆KNTV「明成皇后」予告篇
このドラマは、第26代王・高宗の妃 明成皇后の生涯を描いた作品で、韓国では、KBSで 2001年5月9日から翌年2002年7月18日 (全124話)に渡って、放映されました。
HP:http://www.kbs.co.kr/myungsung/
このドラマの明成皇后役は、3人の女優によって演じられています。少女時代を演じたのがムン・グニョン、そして大人になってからがイ・ミヨン、さらに中年〜晩年を演じたのが、チェ・ミョンギル。
他の出演者は、ユ・ドングン(興宣大院君役)、イ・ジヌ(高宗役)など。
◆韓国ドラマ「明成皇后」オープニング(イ・ミヨン編)
視聴率は、前半はずっと20%以上を維持していたものの、後半は伸び悩んで10%台だったようです。
◆韓国ドラマ「明成皇后」オープニング(チェ・ミョンギル編)
さて、このドラマの存在を知ったのは、「明成皇后」をテーマにしたMVを見たことがきっかけでした。
そのMVのBGMだったのが、チョ・スミの歌う「IF I LEAVE(私が去ったら)」と、チョ・グァヌの歌う「SAD SONG(悲しい歌)」という2曲。本当に胸が締め付けられるような悲しく美しい曲だったため、インパクトがとても強かったのです。
ただ、見たのは、2005年あたりのことでしたから、韓国の人々と数年間の時差がありますね。
このドラマ「明成皇后」、一体どんなドラマだろうと思って、KBSのサイトにアクセスして、数話だけ見てみました。もちろん、124話すべてPCで見るのは、ちょっと無理というものですし、当然これでドラマの全貌がわかるはずもなく、OSTページを開いては、時々OSTを聴いて楽しむ程度でした。(苦笑)
そして、これをきっかけに、日本の歴史教科書に出てくる「閔妃(ミンビ)」が、韓国では「明成皇后」と呼ばれているのも初めて知ったわけですが・・・日韓の歴史にも興味を持って、何冊か本を読んでみたりしました。

⇒高宗・閔妃
(本の内容)
著者:木村幹
李氏朝鮮26代国王高宗(1852〜1919)大韓帝国初代皇帝(在位1864〜1907)と、閔妃(1851〜1895)明成皇后。
韓国が、清国との朝貢体制の下、限られた国際関係しか持てず、西欧列強や日本に対していかに対処しようとしたか、そして、相次ぐクーデタ、大規模な内乱、日清・日露戦争、そして日韓併合へ・・・こうした歴史の流れに翻弄された国王夫妻の軌跡を描いています。

⇒日韓「禁断の歴史」
(本の内容)
著者:金完燮(キムワンソプ)
『親日派のための弁明』著者が「従軍慰安婦問題」から「北朝鮮クライシス」までさらなる“危険地帯”に踏み込んだ、日本人も韓国人も目からウロコの評論集。
第3章に、「反日洗脳教育」最前線(「責任感のない韓国人」を再生産する教育システム/若者を反日に誘う「明成皇后(閔妃)シンドローム」という関連評論があります。

⇒韓国歴史漫歩
(本の内容)
著者:神谷丹路
三八度線の北、最前線の町へ―江原道・鉄原/開化の気風あふれる文卿の都―江原道・江陵/楊州商人と仮面劇の里―京畿道・楊州/明成皇后ゆかりの水運の町―京畿道・驪州/気高きソンビの里へ―忠清北道・堤川/抗日義兵闘争と祭享の風景―忠清南道・洪城/栄華を誇った朝鮮三大市場の一つ―忠清南道・江景など・・・
そして、この「明成皇后」をテーマにしたMVが収められているMV集もゲットしました。この中にグァヌさんの歌う「SAD SONG(悲しい物語)」とチョ・スミの歌う「IF I LEAVE(私が去ったら)」が収められたMV2編も収録されています。


⇒恋歌ミュージックビデオDVD6discセット
さらには、K-POPのオムニバスアルバム集も購入!この中には、グァヌさんの歌う「IF I LEAVE(私が去ったら)」が収録されています。

⇒オムニバス“Say goodbye 同感2.5”4CD+1DVD(2004/7/28)
こうして、K-POPや、主に史劇を中心とした韓ドラの世界に、どっぷり嵌ってしまったのを思い出すと、感慨深いものがあります。人生って、何が起きるかわからないものですね。
また、日韓両国に横たわる深い闇を知らざるを得ないきっかけにもなりました。

記事をお読みになって参考になったら、応援のポチっをお願いしますね。
チョ・グァヌJo KwanWoo 魅惑のファルセットボイス
TOPページへ
TOPページへ
【関連する記事】