もともと「私は本当に知らなかった」という歌は、1970年代に歌手イム・へスクが歌ってヒットした曲です。
それを、リメイクの名手、チョ・グァヌが、その特有の繊細で悲しく切ない歌唱で、新しい生命を吹き込みました。
この歌が、ドラマ「彼女の家」の中で流れると、視聴者たちの涙腺を刺激し、OSTの予約10万枚を記録するなどの旋風を巻き起こしたそうですが、音盤不況の今の韓国、遠い昔の夢のような出来事かも?
チョ・グァヌは、2006年2月にKBSの音楽番組「Concert7080」に出演し、ライブステージで、この歌を披露しています。
◆チョ・グァヌ「私は本当に知らなかった」ライブ(2006/02)
ジャスミンさんが、歌詞の日本語訳を教えて下さいました。歌詞の内容を理解して、あらためて、グァヌさんのライブを聴くと、より味わい深く、心にじ〜んと来ますね。ジャスミンさん、コマウォ〜☆
♪『本当に私は知らなかった』(日本語訳詞)
あれほど 愛していた あの人を 忘れてしまい
燃え上がる 私の 心だけが むせび泣いている
あれほど 信じてきた あの人が そっぽをむいてしまうとは
以前は 知らなかった 本当に 私は 知らなかった
誰かが 吹いてくれた 口笛の音
ひょっとしたら(僕を)見つけてくれるかな
あなたが 来てくれるかな 待っている 心がむなしい
あれほど 信じてきた あの人が そっぽを向いてしまうとは
以前は 知らなかった 本当に 私は 知らなかった
誰かが 吹いてくれた 口笛の音
ひょっとしたら(僕を)見つけてくれるかな
あなたが 来てくれるかな 待っている 心がむなしい
あれほど 信じてきた あの人が そっぽを向いてしまうとは
以前は 知らなかった 本当に 私は 知らなかった
Woooo〜Woooo〜
(Special thanks to ジャスミンさん)
ところで、チョ・グァヌは、韓国R&Bの歌手と言われていますが、この歌は、ちょっとトロット(演歌)っぽい歌かしら?と思いました。原曲を歌ったイム・ヘスクは、どんな歌手だったのでしょうか?
実際、グァヌさんは、ライブで、演歌を歌ったりしていますが、これまた、なかなかお上手です。美空ひばりに興味を持っているというのも頷けますね。
この歌をベテラントロット歌手ワン・ソヨンも歌っています。彼女が、演歌唱法で歌うと、見事にトロット(演歌)!?になります。ちょっと聞き比べてみましょう。
◆Wang So Yeon:I really don't know
日本だと、小林幸子などが歌うと人気が出るかも?なんて思ったり・・・(笑)
いずれにせよ、黒人R&B、韓国R&B、そしてトロット(演歌)の根底には、共通するもの、似たものがあるように感じますが、唱法によって、聴く人の感情への訴え方が微妙に違うではないでしょうか?
●関連記事:
⇒チョ・グァヌ:ドラマ「彼女の家」の挿入歌「私は本当に知らなかった
⇒チョ・グァヌ:「私は本当に知らなかった」原曲を歌ったイム・へスク

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チョ・グァヌJo KwanWoo 魅惑のファルセットボイス
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早速の動画アップ 有難うございます。
やはり リメークの帝王と言われるチョ・グァヌさんの歌は胸にじ〜んと来ますよね〜☆
チョ・グァヌさんのライブで歌うトロットも楽しくてチョアヨ〜♪
小林幸子〜そうですね、幸子節で。。。演歌が低迷してるのでヒットするかも知れませんね〜
演歌で元気なのはきよしくんだけでしょうか…